大学の先生が普段どんなことをしているか、あまりイメージできないという人もいるかもしれません。実はそれぞれの専門とする分野によっても異なるのですが、多くの教員は「学会」と呼ばれる研究者の集まりに参加しています。
ということで今回は、笹島雅彦先生(国際教養)と山岡華菜子先生(日本語学)に聞いてみました。
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【笹島先生】
6月21日、防衛大学校(神奈川県横須賀市)で開催された日本防衛学会研究大会に参加し、部会の司会者を務めてきました。
この部会では、海上自衛隊幹部学校の尾藤由起子主任教官兼戦略研究室長(1佐・博士)が、「日本の戦略的コミュニケーションとWPS」について発表し、注目を集めました。
彼女は、国連が推進する「Women, Peace and Security (WPS)」を女性の保護や活躍推進の政策の枠組みにとどめず、日本の安全保障に結びつけるよう提言しています。
自衛隊の中で、女性が役割を果たす場面が増えてきましたね。政策研究大学院大学の岩間陽子教授も討論者として参加しています。
(左側でマイクを持っているのが笹島先生)
【山岡先生】
5月9日から11日まで、名古屋大学で開催された日本方言研究会・日本語学会に参加してきました。発表などはせず、聴衆としての参加です。
様々な研究発表を聞き、自分の専門に近い発表には質問もさせていただきました。
これらの学会は年2回開かれているのですが、10月の大会はオンラインでの開催となります。対面だと合間に現地のおいしいものを食べに行くこともできてハッピーですが、オンラインだと家から参加できて楽なのでそれはそれでハッピーです。名古屋ではひつまぶしに舌鼓を打ちました。
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ということで、先生方の日常から学会参加についてご報告いただきました。
また機会があれば別の先生方も取り上げます!