2025年1月26日日曜日

2024年度の授業終了

 1月25日(土)、秋学期の授業最終日でした。

ここから期末試験(実施する科目のみ)やレポートの締切はあるものの、長い春休みに入っていきます。新学期が始まるのは4月、在学生向けの新年度オリエンテーションが実施されるのは3月末なので、2ヶ月ほどですね。その間、バイトをしたり旅行に行ったりダラダラしたり就活したり遊んだり…と多様な過ごし方をすることでしょう。これも大学生活の中の大事な時間です。


土曜の授業は2限まで(ほんのごく一部の科目が3限まで)で、そもそも開講科目も少ないのですが、そのうちの一つが「漢文学」でした。3・4年生を対象とした「各論」と呼ばれる専門科目の一つで、国語科の教員免許を取得する場合には必修、書道科の教員免許を取得する場合には選択必修となります。

おいおい土曜に入れるなよ…と多くの履修者が思っていたことでしょうが、そこはちゃんと真面目に取り組む学生たち、ほとんどが毎回きちんと出席して、課題にもきちんと向き合ってくれました。リアクションシートのコメントや質問も興味深いものばかりで、読んで答える側としても楽しい授業でした。

いよいよ最終回を迎えて、授業実施日としても最終日だったので、「これで授業終了だぜやったー!」っていう写真を撮らせてほしいとお願いしたところ、下記のような写真が撮れました。

やったー!感を出している人と、早く終わらないかな感を出している人と、どうでもいいんですけど感を出している人がいます(まだレポートあるのになー感を出している人もいるかもしれません)。みんながそれぞれの在り方でそのままいられるというのが本学のいいところだなと日頃から思っていますが、この写真からもそれが感じられますね(?)。


ちなみにこの写真、本当は人文学科のインスタ用に撮影したのですが、どういうわけかアカウントが凍結されてしまっているので代わりにこちらに投稿しておきます。

少し気が早いですが、2024年度もお疲れ様でした。新年度に元気に会いましょう。



[追記:1月27日現在、アカウントの凍結は解除されて閲覧できるようになりました。いろいろ投稿されていますので、ぜひご覧ください]

2025年1月24日金曜日

【告知】加美先生の「おもて」と「うら」!?

ごきげんよう。今回は跡見の新コンテンツをご紹介します。

その名も、「跡見アカデミックラウンジ 大学教員のおもてとうら」です。ポッドキャストとして、SpotifyとApple Podcastで配信されています。

パーソナリティは現代文化表現学科の西原麻里先生と、人文学科の中山慎太郎先生です。

ポッドキャストとはインターネット上で配信されているラジオのことでして、この番組は無料で気軽に聞くことができます。

Spotifyでお聞きになる場合は下のリンクからアクセスするか、またはSpotifyのアプリを開いて「大学教員のおもてとうら」と検索してください。

https://open.spotify.com/show/1p3PNqDTk5hGDj7EY9fDBj?si=a3888a2d16964fe9

Apple製品をお使いの方は、iPhoneなどにApple Podcastがインストールされていますので、そちらを開いて「大学教員のおもてとうら」と検索してください。iTunesやAlexa対応のスピーカーでも楽しめます。


今配信されているのは第2回までですが、これから月2回ほどのペースで更新されていくということで、跡見のいろいろな先生方のお話が聞けるようです。

第0回はパーソナリティのお2人の自己紹介、第1回・第2回はゲストとして人文学科の加美甲多先生が出演され、研究・授業のお話と趣味のお話をそれぞれなさっています(パーソナリティお2人の自己紹介は、第1回の冒頭でさらに詳しく聞けちゃいます)。


こっそり伺ったところによると、あの先生やこの先生も今後登場されるとか…?

1回分の時間は10分程度とコンパクトで、ちょっとしたスキマ時間にも聞けますのでお気軽に。ぜひチャンネルをフォローしてお楽しみください。


さて、加美先生にどんな「裏の顔」があるのか、私もこれから聞いてきます!

2025年1月22日水曜日

【お知らせ】博物館実習生模擬展示@花蹊記念資料館

 

学芸員課程を担当している栗田秀法です。

121日(火)から新座キャンパス内の花蹊記念資料館で学芸員課程企画「博物館実習生模擬展示」が始まりました。人文学科で開設している学芸員課程の集大成となる授業「博物館実習C」の成果展示です。

受講生はゼミの専門に応じて歴史・民俗班と美術班に分かれ、企画の立案、出品作品の選定、会場展示プランの作成、各種解説原稿の作成等の準備に秋学期を費やし、120日(月)に最終の展示作業を行いました。美術班は栗田が、歴史・民俗班は非常勤講師の新井久代先生(遠山記念館学芸員)が担当し、折に触れ矢島新先生からご指導を頂き、展示作業でも多くのご助言を頂戴しました。



展示室1は歴史・民俗班企画の「女学生図鑑―教養とおしゃれ―」で、明治時代から昭和時代初期頃までの女学生たちに求められた「教養」をテーマした第1章と、女学生の「おしゃれ」をテーマにした第2章とで会場が構成されています。

展示室2は美術班企画の「回顧から懐古へ―追憶の版画展―」で、16世紀から20世紀までの多種多様な西洋版画が展示されています。




各班のポスターも受講生のデザインによるもので、なかなか優れた出来映えです。

展覧会にはこんな18世紀初頭の銅版画も出ています。


版刻:ジェラール・オドラン、原画:アントワーヌ・コワペル

《アハシュエロス王の前に立つエステル》(部分)

エングレーヴィング

 

近世ヨーロッパの銅版画の刻線はとても緻密で、近寄って見てみると、その超絶技巧に目を見張ることでしょう。

美術班の受講生はNoteを用いて出品作品の紹介をしていきますので、是非ご覧下さい。また、XInstagram(アカウント名:@atomi_kaiko)を通じても発信していますので、そちらも覗いてみて下さい。展覧会は131日(金)まで開催しておりますので、お近くの方はぜひ足をお運び下さい。

 

企画展 「博物館実習生模擬展示」(展示室12)

・会  場: 跡見学園女子大学新座キャンパス2号館 花蹊記念資料館

・会  期:2025121日(火)~131日(金)

・開館時間:10時~16時 最終日は14時閉館

・休 館 日:月曜日・土曜日・日曜日

・入 館 料:無料(事前予約不要)

※公式Xコチラ




2025年1月21日火曜日

加美ゼミ・山岡ゼミ合同の文学散歩

 1月13日(月・祝)、加美ゼミ(日本中世文学)と山岡ゼミ(日本語学)の合同で文学散歩を実施しました。

今回の行き先は、上野にある東京国立博物館です。それぞれのゼミから、合計約25名の3・4年生が参加しました。その模様を、山岡がレポートします。


AM11:00 上野駅の公園改札前集合…のはずが、「迷いました」「乗り換えを間違えたので遅れます」が数名。その間、自己紹介をしたり久しぶりに会った人たちが近況報告をしあったり、誰も遅刻を責めない優しさあふれる時間でした。


AM11:20 東博に到着。それぞれチケットを購入して、今回は常設展を見に行きます。再集合の場所と時間を確認して解散。チケットの絵柄が違うので、自分のを見せ合う人々。


その後、展示室の入口で加美先生が解説を始めていた様子がこちらです。


このあと、再集合まで加美先生を見かけることはありませんでした。


PM1:00 再集合。「途中で全然会いませんでしたね」と加美先生に話したら、幾人かのゼミ生たちを連れて解説をしたり夢中で見たりしていたようで、実は展示の始めの方しか見られていないとのこと。ここに、言語的な史料にしか興味がない山岡との差があらわれています。反省。


PM1:30 各々で昼食。山岡は幾人かと一緒に、上野公園でおこなわれていた「広島ふるさと祭り2025」でカレーともみじてんを食べました。食べるのに夢中で写真を撮っていません。すみません。冬の晴れた空の下で食べるカレーはおいしかったです。もみじてんも最高でした。加美先生はやはり幾人かと一緒に、カフェに行かれたとのことでした。


PM2:30 再集合して午後は二手に分かれることに。加美先生たちは見ることのできなかった展示の続きを見に再び東博内へ。残る人々は上野公園の散策へ。実はゼミ生の中にこのあたりを地元とする学生がいたので、いろいろと案内してくれました。


そして最後には西郷どんを見て、


スカイツリーをしばし眺めました。



3・4年生のキャンパスは茗荷谷にあるので、上野からもそう遠くはありません。授業の合間に展覧会を見に行くという人もいるようですが、公園内の散策は確かにあまり機会がないのかも。ということで、新鮮に楽しむ学生が多いようでした。


PM4:00 公園改札前で再集合。記念に全員で写真を撮って、解散!…のはずが、名残惜しいのか結構な人数の学生たちがそのまま残り、1時間弱ほどその場でお喋り。凍えました。


ということで、今回は加美ゼミ・山岡ゼミ合同の文学散歩の様子をお伝えしました。ほかのゼミでもこのような校外学習的な催しが実施されています。専門家と一緒に行くので、考えてみると贅沢ではありますね。

また何かありましたらご報告します。それではごきげんよう。

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 ごきげんよう。

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