学芸員課程を担当している栗田秀法です。
1月21日(火)から新座キャンパス内の花蹊記念資料館で学芸員課程企画「博物館実習生模擬展示」が始まりました。人文学科で開設している学芸員課程の集大成となる授業「博物館実習C」の成果展示です。
受講生はゼミの専門に応じて歴史・民俗班と美術班に分かれ、企画の立案、出品作品の選定、会場展示プランの作成、各種解説原稿の作成等の準備に秋学期を費やし、1月20日(月)に最終の展示作業を行いました。美術班は栗田が、歴史・民俗班は非常勤講師の新井久代先生(遠山記念館学芸員)が担当し、折に触れ矢島新先生からご指導を頂き、展示作業でも多くのご助言を頂戴しました。
展示室1は歴史・民俗班企画の「女学生図鑑―教養とおしゃれ―」で、明治時代から昭和時代初期頃までの女学生たちに求められた「教養」をテーマした第1章と、女学生の「おしゃれ」をテーマにした第2章とで会場が構成されています。
各班のポスターも受講生のデザインによるもので、なかなか優れた出来映えです。
版刻:ジェラール・オドラン、原画:アントワーヌ・コワペル
《アハシュエロス王の前に立つエステル》(部分)
エングレーヴィング
近世ヨーロッパの銅版画の刻線はとても緻密で、近寄って見てみると、その超絶技巧に目を見張ることでしょう。
美術班の受講生はNoteを用いて出品作品の紹介をしていきますので、是非ご覧下さい。また、XやInstagram(アカウント名:@atomi_kaiko)を通じても発信していますので、そちらも覗いてみて下さい。展覧会は1月31日(金)まで開催しておりますので、お近くの方はぜひ足をお運び下さい。
企画展 「博物館実習生模擬展示」(展示室1・2)
・会 場: 跡見学園女子大学新座キャンパス2号館 花蹊記念資料館
・会 期:2025年1月21日(火)~1月31日(金)
・開館時間:10時~16時 ※最終日は14時閉館
・休 館 日:月曜日・土曜日・日曜日
・入 館 料:無料(事前予約不要)
※公式Xはコチラ
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