人文学科教員の松井慎一郎です。
2月15日(土)に河合栄治郎研究会を文京キャンパスにて開催しました。
河合栄治郎(1891-1944)は、大正から昭和初期にかけて活躍した思想家です。戦時期、軍部ファシズムを批判した自由主義者として知られています。NHK朝ドラ「虎に翼」の「落合洋三郎」や演劇「長い墓標の列」の「山名教授」のモデルとして、最近注目されつつあります。
2月15日は河合の命日ということもあり、河合のご遺族・関係者、行安茂先生(岡山大学名誉教授・倫理学)、寺中平治先生(聖心女子大学名誉教授・哲学)、渡辺かよ子先生(愛知淑徳大学・教育学)をはじめとする研究者等40名ほどの方が参加してくださいました。松井ゼミの学生4名が運営を手伝ってくれました。
御年93歳の行安茂先生は岡山から日帰りでご参加。研究会の開催に合わせて、『河合栄治郎の生涯と思想』(北樹出版)を出版されました。
17年前に本学を退職された山口榮先生もお元気な姿でお見えになりました。手伝ってくれた松井ゼミの学生と記念写真を撮っていただきました。
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