人文学科教員の松井慎一郎(日本近現代史)です。
3月4日(火)、晴れて卒業が決まった4年生をお祝いする意味で、史跡が密集する三鷹市にフィールドワークに行きました。4年生が10名、3年生が3名、計13名が参加しました。
PM1:00 三鷹駅に集合して黄檗宗の名刹・禅林寺に向かいました。途中、三鷹にゆかりのある作家の文学碑に遭遇、各自、興奮した面持ちでシャッターを切りました。
PM1:20 禅林寺到着。まずは本学にゆかりの深い文豪・森鷗外先生のお墓詣り。
次いで、真向かいの太宰治のお墓にもご挨拶。
PM2:00 「太宰治文学サロン」に到着。職員の方のご好意で、太宰の外套(レプリカ)を着て記念撮影しました。太宰になりきっています!
PM2:30 1948(昭和23)年6月に太宰が入水した付近を見学。
PM3:00 山本有三記念館に到着。1936(昭和11)年から1946(昭和21)年までの10年間、有三が家族とともに住んだ家です。はな夫人は跡見の卒業生であり、ここでも深い縁を感じました。
PM4:00 三鷹駅から中央線に乗って吉祥寺に移動。雪がちらついてきましたが、打ち上げを決行。4時間近く談笑に耽りました。幸いなことに、雪の影響はそれほどなく、各自無事に帰宅することができました。
この3月で4年生は卒業して本学を離れますが、ゼミ生を対象としたフィールドワークはこれからも続けていく予定です。ご要望もありましたので、次回は卒業生もお招きしたいと思います。